※こちらのトップ画像はAI出力したものを模写、トレース、再構成して作成しました。
2025年9月21日に行われた第80回個人情報保護士認定試験を都内会場にて受験しました。
目次
使用した教材
キリよく8月から勉強をスタートです。試験までおよそ50日、時間はたっぷりありました。
受験申し込みに先立って、インターネットで例題を確認してみました。問題文がやや長いし前提知識がなさすぎて拒否反応が起き、気がついたら全く関係のないサイトを閲覧していました。
そして教材を探しました。
情報を収集した結果、説得力あふれる批判的レビューに引きずられ、買いたいと積極的に思えるものがなくなってしまい、どうしていいかわからなくなりました。
そのため通販サイトで「個人情報保護士」と検索して出てきた「60分でわかる! 改正個人情報保護法 超入門」という書籍を手始めに買ってみました。評判もなかなかのようです。
試験での得点に直結するような内容ではないとは思いますが、たいへん読みやすく、これによって問題文を読む力が身についたかな?と個人的には思いました。
念のため補足しますとさすがに60分では読めないと思います。
その後、実際に受験を申し込んだのですが、申し込み特典(抽選だったかも?)として「個人情報保護士認定試験 一問一答合格マスター」という本を無料で頂きました。(※私が申し込んだ時の話になりますので最新情報をご確認ください)
問いたいことがこの一冊に凝縮されており、かなり役立ちました。
ただ、この本の内容は○×形式の二択問題のみです。しっかりと試験の概要を調べない私のような者を「へえ、二択の問題も出るんだな」と勘違いさせるには充分でした。試験は全て四択です。
また、残念ながら設問の横のページに答えがドーンと載っている構成のため、隠しながら読み進めないと勉強にならないという厄介な問題がありました。
それらを読み終わって、どうしようかなーと次の教材に選んだのは、Web教材です。
動画・テキスト・問題(二択・四択)の三本立てでした。
まず勉強を始めることが難しいという性質の私ですが、始めるにあたっての心理的障壁、厚い本のページを保持するような身体的負荷が全くないので、手軽に勉強時間を重ねることができました。
じっくり文章を読むには紙媒体の方が好きですし、記憶定着の効果が高いとの研究結果がありますが、問題を繰り返し解くという形式ではコンピューターの方が相性がいいですね。マウスをポチポチするだけで記録が残り、集計もしてくれるのは非常に楽です。費用面を厭わないという方なら試してみるのもいいかもしれません。
もっと四択問題数の収録が多ければなお良かったのですが。
それらをやり尽くしましたが、始動が早かったため試験までまだ何日かあり、それを埋めるため次に選んだのはスマートフォンの過去問アプリでした。
2025年12月現在で74〜78回の問題と解説が収録されています。
私はまさか携帯アプリにそういうものがあると思わなかったので、知ったのが終盤にさしかかった頃でしたが、無料で何問か試すことができますので勉強の取り掛かりに試してみてはいかがでしょうか。
いくつかの分野に分かれていて、全体の一括購入ではなくとも部分的に買うこともできます。
私は「組織的・人的セキュリティ」(60問・150円)、「情報システムセキュリティ」(80問・300円)の分野を購入しました。無料分も加えると180問が450円で手に入りました。
「二択問題もあるの?」という誤解が完全に払拭されたのは、もしかしたらこの時だったのかもしれません。
前述のWeb教材では、セキュリティ用語の網羅性が不足している印象を受けましたが、こちらのアプリをやってみたところ繰り返し出てくる用語は、たかが知れてる程度の数だったので付け焼き刃で暗記しました。
実際の試験にもバッチリ対応でき、確実で安心の得点源となりました。セキュリティ分野の用語は他の資格にも役立つ知識となりますしね。
そして、やっぱり過去問が正義なのかな?と思った次第です。公式の書籍を買わないルートを選んでしまいましたが、素直に過去問集を買えばよかったのかなとも思いました。
そのほか、
・いまいち理解できなかった時は、Web検索で個人情報保護委員会のQ&Aにたどり着くことがよくありました。
お金をかけずに挑戦したい方はここを通読してみるのもいいのではないでしょうか?
・基本情報技術者の勉強でもしてみるかと購入したものの、相次ぐ災厄により放置されていた「」が手もとにあったので、セキュリティ分野の知識を補完するのに助かりました。
勉強時間
合格者の平均は20〜50時間とのことですが、皆様はどのように時間を算出しているのでしょうか? 私の場合は、ほぼすべて自宅にて学習し時間計測アプリケーションを使用しました。
それによると8月1,798分、9月1,589分。自宅学習は56時間超。ダラダラしていた時間も少々含まれますがかなり正確な数値だと思います。
電車で勉強できない性質ではありますが、稀にやりましたのでそれを加味すると合計60時間ちょっと〜70時間近く?は勉強したかもしれません。
私なんかは、休日にとりたててやることもやりたいこともないので、勉強に全振りも可能なはずですが気分の問題で現実はそうもいきません。書籍と比べてコスト的にどうかなとは感じましたが、Web教材を使わなかったらここまで勉強できなかったのは確実です。手軽さだけでなく、お金をかけたことも動機づけのひとつとなっているという面もあったでしょう。
試験直前になって追い込みをかけるとかなしに、常に追い込みっぱなしでできたのはWeb教材のおかげだったと断言します。在宅時には二、三時間昼寝をしてしまうことがしばしばあることを考慮したら、かなりの数字を積めたと思います。
平均時間と比較するとけっこう多めです。どうせ得点の公表はないので勉強時間を抑えてぎりぎり合格のほうが省エネ的ではありますが、失敗を許容できない人は時間をかけることをお勧めします。
試験当日
訓練を積み重ねた私は、試験当日「満点取っちゃうんじゃなかろうか。満点取ったらそれはそれでなんか恥ずかしいな」なんて思っていました。
9割仕事みたいなものですが、会社には着ていけないようなダサいTシャツを着て強制的に気分を盛り上げます。何らかの手段を使って気分を盛り上げるというのは非常に大切なことだと考えています。
全能感と謎の高揚感を持って問題と対峙しましたが、実際に問題を目にしたら悲鳴が出ました。
想定以上に難しく感じる問題、見た覚えが無いようなものがいくつかありましたが、最後の朝、仕上げに一問一答を高速で通して読んでいたのが効きました。すごく効いた。「これはさっき見たような」と選択肢を絞ることができました。
回によって変わるのかもしれませんが、問題用紙は表紙を含めて40ページありなかなかのボリュームでした。
解答用紙はマークシートになります。
驚いたこと
いろいろなところで目にする情報なのでわざわざ書くのは憚られますが、試験内容の大分類は「個人情報保護法とマイナンバー法の理解」と「個人情報保護の対策と情報セキュリティ」の二本がそれぞれ50問、計100問となっています。
私は休み時間があるんだろうなと勝手に決めつけていたのですがありませんでした。通しです。150分通しです。これは面喰らいました。
ちょっと調べたらわかることなんでしょうけど、受験を考えている方は心の準備をしておきましょう。
まあ当たり前の話なのでしょうけど、机上に飲み物を出してはいけません。すなわち水を飲んだりできません。加えてシャープペンの芯を机の上に出していたら注意を受けました。私の愛用しているシャープペンは芯が一本しか入れられないものなのでヒヤヒヤしました。
念のため、筆記具は複数本用意しましょう。
問題は持ち帰ることができます。持って帰っていいよとのアナウンスがあり驚きました。ちゃんと見れば受験ハガキにも書いてあるんですけどね。
私は消しゴムを忘れてしまったため、問題用紙に印をして進めマークシートに書き入れるのは最後というやり方をせざるを得なかったので、自身の解答を保存することができていて、図らずとも後日の解答速報で自己採点ができました。
受験される方は自身の解答を書き残しておくことをお勧めします。
先ほどもちらっと書きましたが、点数の公表はありません。
得点と結果
合格発表に先立って解答速報が公開されます。
自己採点の結果になりますが88点でした。配分は45/43でした。セキュリティ分野の方が取れたようなつもりだったのですが…。
個別の得点の公開がなくとも、せめて統計データなんか出してくれたら面白いんですけどね。
解答速報ののちに合格発表となり、その後書類送付となります。
マークシート式なので、何か重大な間違いを犯して不合格になっていないだろうかと完全に楽観できていませんでしたが、無事手元に黄金に輝くカードが届きました。合格です。






