基本情報技術者|資格取得の思い出(前編)

資格

※こちらのトップ画像はAdobe Fireflyの手助けを得て作成しました。

 

 
2026年2月中旬、国内某所で基本情報技術者試験を受けてきました。

目次

基本情報技術者|資格取得の思い出(前編)

  1. なぜ取るのか?
  2. 私の初期状態
  3. 使用した教材
  4. 学習時間
  5. 訓練の成果

基本情報技術者|資格取得の思い出(後編)

  1. 試験場の様子
  2. 結果
  3. 私の感想
  4. おわりに

 

1.なぜ取るのか?

ぼんやりと「やってみようかな」と自発的に思えたことです。
そして、個人的には「たぶんいけるだろう」なんて思ったのでその確認です。
加えて、あえて勉強はしないという選択をしてきた遠い過去の清算でもあります。

 

基本情報技術者試験の受験者は、統計データによると若い人が多いです。
対して社会人経験の長い人は、世界・未来に目を向けていると勉強せずともなんとなく知っている分野があったり、日々の生活や仕事の中で自然とITリテラシーが養われているかと思います。

これから勉強を始める若手より有利なところもたくさんあるのでは?と私は思います。

 

恐怖を感じるほどのAIの進化、その行く末はどうなるなのか? この資格の意味は?

さしあたって、そこにある便利な道具の仕組みを少しでも知ることには意味があるかなと思います。

今の社会でコンピューターのことについて知っておくことは、仕事に使う場面がないとしても日常で武器になるかもしれませんね。

2.私の初期状態

別記事でプログラミング未経験と高らかに宣言していますが、実際は大昔にJavaScript(とjQuery)、chatGPTリリース直後までPythonで少々遊んだ経験があります。

作りたいものがあったわけでもなく目的地もなくふらふらと彷徨い、まあ未経験も同然です。
ITパスポート試験は以前取得済みです。

 

もともと明らかに算数が得意(※あくまでも個人的相対評価)でしたが、浅慮に次ぐ浅慮による浅薄な選択で文系コースへ。実態としては文系も理系も何もあったもんじゃないという感じでしたが。
しかし私の個人的な考えでは、擬似言語は文章読解と言えなくもない、求められる計算力も百分率、確率、2進数、論理演算。あとはナノとかピコとか桁数の呼称を理解するといったところだと思うので、試験対応レベルなら文系とか理系とか障壁にならないのでは?と私は思います。

 

2024年11月ごろになりますが、受けてみようかと200問超の科目A過去問を回してみたところ、完全に分からず答える意味がない問題を飛ばしての正答率が約55パーセント。飛ばした問題を四択の0.25として計算した正答率が60%ちょっとという状態でした。
なかなかいいんじゃないでしょうか? もしかして運が良ければ科目Aは出たとこ勝負でいけちゃうか…?
いいですよね、出たとこ勝負。かっこいいです。しかし、それがあまり良い結果をもたらさないことは身をもって知っています。

3.使用した教材

(科目A)

かやのき先生の基本情報技術者教室〈令和07年〉

科目Aは「過去問回すだけでいけちゃうような?」とも思いましたが、せっかくなんで体系的に勉強しようと高名なこちらの書籍を購入しました。
購入は2024年12月下旬、しかし災厄に次ぐ災厄でこのときは本も開かず頓挫してしまいました。
実際に始めたのは約1年後。だいぶ空いてしまいました。
やる気なら今そこでやりなさいと、不定期に発破をかけられることがあるのですがうまくいきませんでした。
実際に始めて少し経ったところで新年度版が出てしまいました。もったいないので最新版を買ったらすぐにやりましょう
しかし読み込むほどには至らず、過去問を回して出てきた語の理解を深める、超重要項目とされたところを直前に流し読みといった使い方になりました。

 

資格名だけで検索しても上位に表示されるあの「過去問サイト」

結局のところ、過去問の繰り返しに多くの時間を費やしました。
どーんと出てくるページの最新である令和6年から平成30年までを主に、気まぐれで平成28年〜平成24年までもたまに学習しました。
答えを暗記しても意味はないし、だいたい面白くもないのできちんと理解するよう心がけました。
間違ってしまった場合はなぜ間違えたのか追究し、誤りの選択肢の説明文も全部読みます。
出てくる用語の解説が足りないと感じた時は、前述の本とインターネットを併用して理解を深めました。

 

(科目B)

出るとこだけ!基本情報技術者科目B―対応試験FE 第4版

評判がなかなかだったこちらを2025年11月中旬に購入しました。

オリジナル擬似言語問題も収録されていました。

本を読み進めてみたところ、自分の印象に比べてかなり疑似プログラムの行数が少ないけどいいのかな?と思いましたが、どうやら試験のコンピューター化で文が短くなったようですね…。

座学で固めるより、まず実践してみる方が個人的には早かったです。
これで書かれているトレース方法は自分には合わないと感じ自己流で臨みましたが、多くの学びを得ることもできました。

最大の収穫は情報セキュリティマネジメント試験という資格もついでに取れてしまう?ということに気づかせてくれたことです。

科目Bは擬似言語中心ですがセキュリティ分野の長文問題もあり、基本情報技術者で公開されている問題のほかに、情報セキュリティマネジメントという資格の長文問題もこの本には収録されておりました。

そして、科目Aの四択問題ではセキュリティ分野も包括されています。(あっ…)

 

アプリ版無料問題集

科目Bの公開問題はウェブ上に散在しているという印象(たぶん探し方が雑)でしたが、それらを集約していると思われるものがあり、スマートフォンアプリをMacコンピューターの大きな画面で使用しました。

科目A・B両方収録しているものでしたが、B専用で活用しました。
1周目で理解することを目指し、理解が足りないと思った時はYouTubeも活用するなどして完全な理解とし、2周目は確実に解けるという状態にしました。
この資格をはじめIPAのものは、ウェブに情報が充実しアプリもたくさんあるようで、低コストで学習を進められていいですね。

4.学習時間

勉強するにあたって時間計測アプリは入れておいた方が、努力の可視化・やる気持続・自己認識に役立つと思うのでぜひ導入しましょう。素晴らしい時代ですね。

 

科目A、Bで分けて計測しました。自宅環境のみでの学習だったため極めて正確な数値です。
10月下旬~2月中旬の記録です。(単位:分)

科目A 科目B
10 95 0 95
11 418 699 1117
12 1773 788 2561
1 1365 1414 2779
2 1230 519 1749
4881 3420 8301

 

12月

中旬ごろ予想以上にいけるかもという手応えを感じ申し込みしました。
ITパスの時は「今すぐやっちまえ」と思ったものの、向こう一ヶ月ちょっとは都合のいい会場で土日の気が向く時間帯の空きがほぼなかった経験を踏まえ、今回は早めに動きました。
都合のいい曜日・気分のいい時間帯・盛り上がる土地を選べるように早めに申し込むのをお勧めします。

たしか申込後の日程変更も制限付きで可能だったはずです(※最新情報をご確認ください)。

下旬には調子に乗ってもう空高く舞い上がってしまって、応用情報技術者までもが視界に入ってきます。
また、情報セキュリティマネジメントも取れそうだと申し込むことにしました。
1月
完全に仕上がった気がして「今すぐ受けさせろ」という気分になりました。怖いのは風邪だけです。
その後、問題の読みすぎか文字を見ると意識がふわふわするように。意味飽和とかいう現象があるらしいですね?
2月

ほぼ上限に達したような感覚です。それでも答えの暗記はしません。あくまでも理解を求めます。

 

合計

8,301分:138時間21分

ウェブ検索の「AIによる概要」によると、未経験者で150〜200時間必要と出ました。

「じゃあ150は必要かー」と、個別の記事の中身を見ることなく断定しました。みんな餌になりました。私も餌になります。

ITパス所有者という区分もありましたが、取得から時間が経ち過ぎているので無いものとして扱いました。

目標時間には及ばなかったものの、まあまあなかなかいい具合に時間を積めたと思いました。

5.訓練の成果

(科目A)
初期状態約60%(テクノロジ:40% マネジメント:70% ストラテジ:90%!)
計算問題は最初からだいぶいけました。マネジメント・ストラテジは年の功や読解要素も大きく、最初から勘で取れてました。
直前状態90%超(テクノロジ:90% マネジメント:90% ストラテジ:100%近く)
向かうところ敵なしといった感じでしょうか。

 

(科目B)
擬似言語はしっかり読解でき、もうやる意味がないという状態(※手に入れた問題限定)に仕上がりました。

 

家で余裕だろって思っても所詮は過去問、でも「まあいけるだろう」と思いました。
ゆとりのある程よい時間帯で申し込んでいたので、当日は鷹揚に身支度を整え、知識という武器を携え磐石の自信を従えて悠然と試験場へ向かいました。

落ちることなんてほんの少しも考えていませんでした。

 

で、結果は?
後編に続く